仕様と根拠
5 つのフィールド
crontab の時刻指定は、分(0-59)・時(0-23)・日(1-31)・月(1-12)・曜日(0-7、0 と 7 が日曜)の 5 つです。各フィールドは、アスタリスク(すべての値)、数、2 つの数をハイフンでつないだ範囲(両端を含む)、それらをカンマで並べたリストのどれかです。月と曜日は英名の先頭 3 文字(jan・mon など、大文字小文字は問わない)でも書けます。
ステップ(*/5 など)
範囲か * の後に「/数」を付けると、その数ごとに飛ばして実行します。*/5 を分に書けば 0・5・10…55 分、0-23/2 を時に書けば 2 時間ごとです。ステップはそのフィールドの中だけで数えるため、分の */35 は「35 分ごと」ではなく毎時 0 分と 35 分になります。
日と曜日を両方指定したとき
日と曜日の両方が * を含まない形で指定されているときは、どちらかに合えば実行されます(AND ではなく OR)。たとえば「30 4 1,15 * 5」は、毎月 1 日・15 日と、すべての金曜日に実行されます。片方が */2 のように * を含む形のときは、両方に合う日だけになります。
別名(@daily など)
@yearly(@annually)・@monthly・@weekly・@daily・@hourly は、それぞれ 0 0 1 1 *・0 0 1 * *・0 0 * * 0・0 0 * * *・0 * * * * と同じ意味として展開します。@reboot は起動時に 1 回の指定で時刻がないため、一覧にできません。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| crontab(5)(Linux man-pages・cronie) | 2026年10月31日 | ステップ・英名(範囲と並びも可)・曜日 0-7・日と曜日は両方が * を含まなければ OR・@ の別名・CRON_TZ。WebFetch で確認 |
| POSIX crontab(The Open Group Base Specifications Issue 7, 2018) | 2026年10月29日 | 5 フィールドの範囲・要素(数・範囲・*・リスト)。WebFetch で確認 |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- crontab(5)(cronie など Linux で広く使われる実装の説明書)の構文に沿います。L・W・#・? のような一部の実装だけの書き方や、秒・年を含む 6〜7 フィールドの式には対応しません。
- 時刻は壁時計の時刻で扱い、夏時間の切り替えやタイムゾーン(CRON_TZ)の違いによる実行のずれ、実行にかかる時間は考えません。
- 実際の cron が動く環境の設定(環境変数、権限、実行ユーザー)は確認できません。式の時刻の展開だけを行います。
ご利用にあたって
- cron の実装によって、一部の書き方(L・W・#、秒を含む式など)の解釈が違います。本番に入れる前に、実際の環境でも確認してください。
- 時刻は壁時計の時刻です。サーバーのタイムゾーン設定を別に確認してください。